『0才~2才 赤ちゃんのあみもの』2022/11/07
市の施設でワクチンを接種した帰り、本の無料配布を見ていたら、貴重なものを発見し、頂いてきました。
昭和38年(1963年)主婦の友9月号付録 「0才〜2才 赤ちゃんのあみもの」
薄くて小さな本ですが、掲載作品は44作品ありました。
セーター、小物、ブルマー、おむつカバー、セットアップなど。
月齢や季節、用途別に記載されていました。
「編み方図」に文章が添えてあるものが多い印象です。
編み方図をみながら文章を追って、どうやって形にするかを考える必要があるので、読みごたえがありました。
各作品一枚しか参考写真がなかったり、カラーではないページがあったりなどで、作品の全貌(形、色)がわからないものもありましたが、それはそれで作るのが楽しそうです。
また、特定の毛糸が指定されていないことや、段数ではなくcmで表記されているには驚きました。
代わりにゲージがしっかりと書かれていて、手持ちの糸で計算して合わせることができそうです。
今はインターネット通販でも手軽に同じ糸が手に入りますが、当時はそういったことはなかなか厳しかったゆえなのかなと思いました。
以前、Twitterで「昭和40年代、手編みのものを着ている人が多かった」というリプライを頂いたのですが、
それと本の内容が一致するところがあり、今よりずっと編み物が身近だったことを実感しました。
完成した作品に刺繍をほどこすものがいくつかあり、当時の流行り?かと推測しましたが、同年代の他の本も見てみたいです。
自分が生まれる40年前の編み物本をいただけてとてもうれしかったです。
私が使わなくなったらまたどこかに譲ることができるように、大切に使います。
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